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Ruby 3.1 リファレンスマニュアル

instance method Float#inspect

to_s -> String[permalink][rdoc][edit]
inspect -> String

self を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

10進固定小数点、10進浮動小数点の形式か、"Infinity""-Infinity""NaN" のいずれかを返します。

[RETURN]
文字列を返します。
p 0.00001.to_s           # => "1.0e-05"
p 3.14.to_s              # => "3.14"
p 10000_00000_00000.0.to_s # => "100000000000000.0"
p 10000_00000_00000_00000.0.to_s # => "1.0e+19"
p (1.0/0.0).to_s         # => "Infinity"
p (0.0/0.0).to_s         # => "NaN"

0.1.to_s が文字列 "0.1" を返すのは自明ではありません。数値リテラル 0.1 によって生成される Float オブジェクトは、数学的には 0.1 からわずかにずれた値であり、厳密な小数表示は循環小数になります。それに対し、Float#to_s は Float が持つ精度に見合った穏当な文字列表現を返します。